地球温暖化の問題

今、全世界で地球の温暖化が問題になっています。IPCCの第4次報告では二酸化炭素の排出量を増やし続ければ地上の温度は2100年には平均4.0度上昇すると予測しています。この地球温暖化の影響で地球全体の平均気温が上昇して北極の氷が解けている原因の多くは、私たち人間が排出した二酸化炭素や温室効果ガスであるとされています。
現在、京都議定書に基づき二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出を削減する対策が「エコ」という名の下で進められていますが、このまま地球温暖化が進むと、私たちの環境にどのような影響があるのだろうか。また私たちに何が出来るのかを一緒に考えましょう。
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地球温暖化の原因
地球温暖化の原因は、私たち人間が不要に出す二酸化炭素(CO2)に伴う温室効果ガスが増加したために地表へ再放射されるエネルギーが増加したためです。
温室効果ガスのなかでも二酸化炭素は、19世紀初頭の産業革命から始まった石炭や石油などの化石燃料を使用した工業の発展と共に、今でも大量に燃やす分だけ大気中の二酸化炭素濃度の上昇は驚くべき速さで増え続けているのです。二酸化炭素以外の温室効果ガスにはメタン・フロン・亜酸化窒素・などもありますが、私たち人間が排出したガスの約60.1%が二酸化炭素であることが環境白書においても主因とされています。
地球温暖化の影響
地球温暖化がもたらす影響は、海水面の上昇・気象変動にともなう自然界の循環に大きな変化を与えると考えられています。2007年にICPPが発表した第4次報告では2100年までに温暖化が進むと世界の平均気温が2.4~6.4℃上昇すると予測しています。
集中豪雨・干ばつ・台風の異常発生・猛暑・冷夏・暖冬・大雪・洪水などこれまで10年に1度と言われていた異常気象が近年、世界中で立て続けに起こっている要因には二酸化炭素の増加に伴う地球温暖化の影響だと指摘する声も多いのが現状です。また「ラニーニャ現象」や「エルニーニョ現象」などの海面水温にも地球温暖化が深く関与しているとされています。
北極・南極の氷の融解

地球温暖化による海水面の上昇では、北極や南極の氷が解けて海面上昇や深海を巡る海流の停止などが危惧されています。北極や南極の氷河が溶けると、海水の熱膨張により海面水位が26~59cmも上昇する予測されています。その結果、海抜の低い国々は深刻な影響を受けると考えられているのです。
南太平洋の島国ツバルは平均海抜が2m程度であるため、海面水位が上昇すれば国家存亡の危機とさえ言われています。
地球温暖化対策への取り組み
このような地球環境のなかで世界の国々では温暖化に対するさまざまな対策に取り組んでいます。1997年には京都で世界中の学者や専門科が集まっての「地球温暖化防止会議」が行われ、今後数十年にわたって温室効果ガスの排出目標が検討されました。
そのために次世代エネルギーが温暖化抑止の鍵を握っています。例えば自動車産業では石油に代わり太陽電池や電気で走る「エコカー」の生産が急ピッチで行われています。また再利用が可能なエネルギー・太陽光など自然を利用したエネルギー・二酸化炭素発生量が少ない原子力エネルギーなど、さまざまな開発が各国で進められています。
日本では年間約1兆4千億円もの温暖化対策費が使われ、地球環境と成長の両立に向けた我が国のリーダーシップの発揮を中心とした取り組みが行われています。
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