オゾン層の破壊について

オゾン層の破壊

オゾン層は上空25km付近の成層圏を中心に、地球に近い下部成層圏に多く分布しており太陽から強い紫外線を吸収して地上の自然と生物を守っているのです。このオゾン層が吸収している波長の短い有害な紫外線を大量に浴びると生物のDNAを破壊して皮膚ガン等の病気以外にも地球上の生物が生きていられないほどの有害性が指摘されています。

しかし、この地球防衛隊ともいわれるオゾン層は、人間が作り出したフロンガスなどによって破壊されオゾン層の一部がなくなる「オゾンホール」という穴があいている大気環境問題は、今後オゾン層の破壊も含めて10~20年間は続くと考えられています。

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オゾンホール

1974年にアメリカの科学者が、オゾン層がフロンによって破壊される可能性があるとの予測をされました。南極では1985年にオゾンホールと呼ばれる成層圏オゾンの減少した部分が観測されて以来、南半球だけでなく北半球でもオゾン層の減少が観測されています。

ちなみに、オゾン層の破壊された穴「オゾンホール」は空を見上げても肉眼では見えません。NASAの衛星データをもとに気象庁が作成しています。そのデータから南極のオゾンホールの変化を長期的にみると、1980年から1990年にかけて急激に広大していますが、その後は増加傾向は穏やかだが依然として大きい状態が続いているとのことです。

フロンガス

フロンガスは20世紀のはじめに塩素・フッ素・炭素で作られた人工化合物です。この3種類の原始からできているフロンは日本での呼び名で国際的にはクロロフルオロカーボン略してCFCと呼ばれます。また3種類の原始に水素が入った代替フロンは「ヒドロクロロフルオロカーボン」略してHCFCと呼ばれます。

現在では世界的生産中止になっているフロンですが、フロンは工業製品等を生産するのに必要な物質なので、代わりに有害な塩素を取り除いた「HFC」やフッ素と炭素だけでできている「PFC」が開発されていますが、全ての使用を禁止する動きも出始めています。

オゾン層破壊による影響

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私たちが地上で生活できるのは成層圏にオゾン層がありそれが太陽からの有害な紫外線を大部分吸収してくれているのです。

オゾン層破壊によって地上に降り注ぐ紫外線が増加すると、人間の皮膚にガンを発生させたり、白内障を引き起こすとされています。また農作物の減収や他の生き物の減少・地球温暖化などの環境問題にも大きく関係するとされていますが、紫外線による影響の研究では予想以上の被害を及ぼすとさえ言われています。

オゾン層の破壊への対策

オゾン層破壊の主な原因は、フロンガスなど人工物質が約八割と大部分を占めています。
フロンそのものは無害で人間の生活必需品などに使用されてきましたが、環境中に放出されたフロンは数十年以上かけて成層圏に上がっていくと紫外線と反応して塩素原子を発生します。この一個の塩素原子が約10万個のオゾンを破壊しているのです。

一方オゾン層の破壊への対策は、世界の主要国がオゾンを破壊するCFCを1996年までに生産を中止し、HCFCに関しては2020までに生産中止を義務付けています。しかし現在までの大気への放出量が今後のオゾン層破壊にどのような影響を与えるかは予測をするのは困難で、現代の科学技術ではどのような対策もできずフロンが自然に消滅するのを待つしかありません。

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